ガウラの花色

 ガウラ(Gaura)は北米原産で、アカバナ科(ガウラ属、またはヤマモモ属)の多年草です。地下ある根茎から茎を出し多数に分枝します。5月〜11月に、白またはピンクの、花径2〜3cmの小さな4弁花を咲かせます。長い雄蕊が特徴になっています。

 白花品種は白い蝶が飛んでいるような姿からハクチョウソウ(白蝶草)、桃色花品種はヤマモモソウ(山桃草)とも呼ばれます。

 日本へは明治時代に渡来し、観賞用に栽培されています。現在では花がピンク色の園芸品種が多数あり、葉に斑入りのものもあります。