プリムラはヨーロッパやアジアに自生するサクラソウ属 (Primula) の原種やその変種、そして、それらを交配して作られたグループです。プリムラ・ジュリアンは日本で生まれた、プリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリエとの交配種で、西洋サクラソウの一種です。ポリアンサとジュリアンの違いはジュリアンの方がポリアンサより花が小ぶりで株も小型です。
プリムラは色や咲き方のバリエーションが増え、冬から春の花壇では人気の高い草花です。本来は多年草ですが、日本のような高温多湿の気候に合わないため、春までの一年草として扱われる場合がほとんどです。