クリスマスの花

 クリスマスが近づき、既にヒイラギについて記した。ヒイラギと同じように、クリスマスに欠かせないポインセチアEuphorbia pulcherrima)はトウダイグサ科の常緑性低木。和名は「ショウジョウボク(猩々木)」。今頃になると、ポインセチアは苞(葉)が紅葉する(画像)。クリスマスになるとこの花が出回ることから「クリスマスフラワー」と呼ばれている。ポインセチアの原産はメキシコと中央アメリカ。メキシコでは「ノーチェブエナ」と呼ばれている。

 苞が花のように見える代表の一つはオシロイバナ科のブーゲンビリアだが、同じトウダイグサ科には白い覆輪が入って葉のコントラストが美しいハツユキソウ(初雪草)がある。雪景色のようなハツユキソウは花と葉が一体化したような姿で、ポインセチアの仲間であることがわかる。

*ヒイラギはセイヨウヒイラギ、ポインセチアの花は苞