ヘレニウム(ダンゴギク、団子菊)の花

 キク科 ダンゴギク属のヘレニウムは高さ0.6~1.8mの多年草で、北米、メキシコ原産。日本には大正初年に渡来。頭花の直径3~5㎝、舌状花は黄橙色、筒状花は黄褐色で、和名は中心部がダンゴのように半球状に盛り上がるため。茎は上部で枝分かれし、葉は互生する単葉で、長さ5~12cmの披針形となり、縁には歯牙がある。茎先に径3~5㎝の頭花をつける。全草を薬用とします。

 園芸品種には赤、褐色の花色がある。昭和40年頃まで、お盆や彼岸の仏花に使うために盛んに栽培されていた。欧米では今も品種改良が進んでいる。

*宗教と花の関係はとても興味深い事柄ですが、花は宗教が現世に密着していることを図らずも示しています。ですから、「神や仏はどんな花を愛するのでしょうか」と問いたくなるのです。仏花は「ぶっか」、盆花は「ぼんばな」と呼ばれます。キクを基本にほぼどんな花も認められますが、バラ、ヒガンバナ、ツバキは仏花として避ける習わしがあります。