ブッドレアの花

 ゴマノハグサ科のブッドレアは長い円錐形の花穂が甘く香り、そこに多くのチョウが集まります。そのため、英語名は「バタフライブッシュ」。ブッドレアは中国西部を原産とするフサフジウツギ(房藤空木)を原種とした園芸品種の総称で、ブッドレアの仲間は約100種あり、アジア、南北アメリカ、アフリカに分布しています。日本にはフジウツギ、コフジウツギ、ウラジロフジウツギが自生しています。

 花は藤色が基本で、白や紫などの花色、葉に斑が入るもの、小型のものなど、多様な園芸品種があります。小さな花を穂状にたくさん咲かせます(画像)。花色は濃艶な濃紫からピンク、黄色、白などがあります。

*それぞれの花色に応じて、ホワイトクラウド、ピンクパールという園芸種

**集まっているチョウはナミアゲハ、オオチャバネセセリと思われます。

ナミアゲハ

オオチャバネセセリ