カラスウリとキカラスウリは夕方に花が開くのは同じですが、カラスウリの方は朝には萎んでしまいます。一方、キカラスウリの方は夜が明けても咲いています。ですから、私も午前中にキカラスウリの花を見ることができます。カラスウリに比べ、キカラスウリは開花時間が長く、花粉媒介の仕組みの違いがあるのかも知れません。キカラスウリもカラスウリと同様に雌雄異株です。
キカラスウリの結実した実は緑色(画像)で、結実後2ヶ月程度で黄変し、9〜11月頃には黄熟します。カラスウリの実は縞模様があり、湾岸地域ではまだ見たことがありません。私の経験範囲では、湾岸地域ではコヒルガオばかりでヒルガオを見ないように、キカラスウリばかりで、カラスウリは見つかりません。
(雌花)
(雄花)