二度咲きのアカメガシワの雄花とナミアワフキバチ

 既に「雌雄異株のアカメガシワの雄花と雌花」(6月15日)、「アカメガシワの雌花と雄花」(6月29日)と題して二回アカメガシワの花について述べました。同じ先駆種のクサギやナンキンハゼは雌雄同株ですが、アカメガシワは雌雄異株です(雄と雌が分かれているのが異株、雄と雌が同体なのが同株)。

 近くにあるアカメガシワの雄木に雄花が咲いています。既に6月に咲いたのを憶えていましたから、8月末に咲くのは二度目になります。いわゆる二度咲きかと思い、調べてみると、二度咲きの報告が幾つかあります。相当に大きなアカメガシワの木で、花びらのない黄色い花がたくさん咲いていて、6月に咲いた時と似たような状態です。

 その花にナミアワフキバチが来ているのを見つけました。体長が15㎜位のハチで、一心不乱に雄花と格闘していました。