元々は桃色の花が咲くものをイペーと呼んでいて、黄色のものは「コガネノウゼン」と呼ばれていたようですが、今は黄花の花が咲く方をイペーと呼ぶようになっています。イペーは美しい花を咲かせる落葉高木です。南米原産で、ブラジルの国花に指定されています。
木はたくさんの黄色の花だけで埋め尽くされます。花の形はもうひとつの別名、ゴールデントランペットツリーの名にふさわしく、大きなラッパ状です。鮮やかな黄色の花はブラジルのサッカーチームのユニフォームの色と同じです。ソメイヨシノと同じように、春に葉が開く前に花が咲くので、とても綺麗です。
画像は4月下旬のものです。南半球の桜はいつ咲くのかと同じように、ブラジルのイペーはいつ咲くのでしょうか。9月に桜が咲くなら、同じころにイペーも咲く筈ですが…