ニオイバンマツリとハコネウツギの花

 ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)は、ナス科の常緑樹で、南アメリカ原産。この辺は今咲き誇っています。漏斗状の花弁で5弁に開きます。花は咲き始めが濃い紫色で、次に薄い紫色、最後は白色になり、強い芳香があります。和名の匂蕃茉莉は、匂(香り)があり、蕃(外国)からの、茉莉(ジャスミン類)の意味。ニオイバンマツリの最大の特徴は、花の色が初めは濃い紫ですがやがて白に変わっていくところ。紫と白の色合いはとても上品で、数十メートル先までニオイバンマツリの香りが漂います。香りは、昼間より夜間のほうが強くなります。

 ハコネウツギ(箱根空木)はスイカズラ科の植物で、花期は5〜6月頃で漏斗状の花を咲かせます。ハコネウツギの花は白が次第に赤へと変化していきます。つぼみのときは白ですが、次第に赤色に変わっていくのです。

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