ヤハズエンドウ

 ヤハズエンドウは本州以南の日本各地に生育する一年生草本で、湾岸地域では今を盛りとあちこちで生繁っている。何度か繁茂を繰り返すようで、芝生の斜面などにこんもりと生茂っていて、誇らしげに咲いた紫の花が陽の光を浴びている。ヤハズエンドウの和名は、小葉の先端がくぼんでおり、弓矢の弦を受ける部分(矢筈)に似ていることから付けられている。紫色の花の後には果実を付けるが、果実には5~10個の種子が入っており、熟すと黒色になる。

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