カラスノエンドウは、マメ科ソラマメ属の植物で、日本のいたるところで見ることができます。繁殖力が強く、あちこちに自生しています。画像のように茎には巻きひげがあるのがカラスノエンドウの特徴で、周囲の植物に絡みつくことがあります(画像)。「烏野豌豆」は中国名の「野豌豆」から出た言葉です 標準和名は矢筈豌豆(ヤハズエンドウ)で、小葉の形を矢筈(弓矢の弦を受ける部分)に見立てたものです。
秋に発芽し、春になると60センチから120センチほどに生長し、花期は2月末から6月です。カラスノエンドウはピンク色の花を咲かせるのが特徴です。古い時代には地中海沿岸地方などで食用とされていました。
春迎え 矢筈豌豆 土手を這う