ペチュニアの仲間の花

 既に様々なペチュニア(Petunia×hybrid、ツクバネアサガオ、衝羽根朝顔)について記しました。ペチュニアの長所は栽培が簡単なことですが、アサガオのような花を咲かせるのも大きな特徴です。花が咲き終わり、花弁を取ると、ツクバネ状のがく片が見えるというのが、ペチュニアの別名「ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)」の由縁です。

*ツクバネ(衝羽根)は秋の終わりに落ちる実が、羽根つきの羽に似ていることから、「ツクバネ」と呼ばれます。「衝羽根」は羽子板遊びのはねのこと。

 ヒメツクバネアサガオCalibrachoa parviflora)は小川などの湿った土壌に自生しています。春から夏にかけて筒状の紫色の美しい花を咲かせます。現在はヒメツクバネアサガオの園芸品種はカリブラコア(Calibrachoa、Calibrachoa×hybrida)と呼ばれています。

*画像はヒメツクバネアサガオ、あるいはカリブラコア