プリムラ（Primula）はヨーロッパやアジアに自生するサクラソウ属 (Primula) の原種やその変種を交配して作られた品種群。和名はクリンザクラ（九輪桜）。花期は冬から春で、花色は青色と紫色、赤色や桃色、黄色や白色等があります。
プリムラ・ポリアンサやプリムラ・ジュリアンは人気の高い園芸交雑種（画像）。このプリムラの他に、サクラソウ属に属する園芸植物として、日本の園芸植物である日本桜草（にほんさくらそう、サクラソウ）があり、これもプリムラの一種です。プリムラはパンジー、ビオラ、ガーデンシクラメンなどと並び、冬から春の花壇の主要素材になっています。
＊サクラソウに似た名前のシバザクラの別名はハナツメクサ（花詰草、花爪草）で、やはり春に桜と似た花を咲かせる。葉が芝生のように地面に広がることから、シバザクラと呼ばれている。画像はキャンディストライプ。
