バイカウツギ（梅花空木）はアジサイ科バイカウツギ属で、前の二つの植物のスイカズラ科タニウツギ属ではありません。ウツギの近縁種で山野の林内に自生し、茎が中空で、梅に似た花が咲くためバイカウツギと呼ばれるようになりました（画像）。原産地は日本の南部で、そのため別名はサツマウツギ（薩摩空木）。
剪定や肥料によって花の数を増やすことができるようになり、庭木として使われるようになり、湾岸地域でも見ることができます。開花はアジサイと同じ頃ですが、既に咲いています。花弁は４枚で、雄しべは20本ほどもあります（画像）。花には微香があり、ハチやチョウが集まってきます。
