マンサク科トサミズキ属のトサミズキ、ヒュウガミズキ、コウヤミズキ、ショウコウミズキはどれもよく似ています。これらの中で私が知っているのは湾岸地域にポピュラーなトサミズキとヒュウガミズキだけです。
ヒュウガミズキは3個の花が集まって一つの花のようになっています。一方、トサミズキは8個以上の花が集まっています(画像)。つまり、集合花の数が違っているのです。トサミズキの方が花も木も大きいことは言うまでもありません。
ところで、3年前に見たニオイトサミズキ(別名シナミズキ)もマンサク科トサミズキ属で、原産地は中国西南部。花期は3月半ば~4月半ば。トサミズキより大型の房咲きの集合花で、花つきがよく、花色も濃く、甘い香りがあります。
*ハナミズキはミズキ科の落葉樹
(ヒュウガミズキ)
(トサミズキ)
(ニオイトサミズキ)