タチバナモドキ(ピラカンサ)の柿色の実

 ピラカンサの主な品種にはトキワサンザシ、タチバナモドキ、ヒマラヤピラカンサ、カンデマリなどがあり、どれもピラカンサと呼ばれています。私も既にピラカンサとして何度か述べてきました。

 和名のタチバナモドキはその実がミカンの仲間であるタチバナに似ていることから牧野富太郎によって命名されました。タチバナモドキは中国原産で、日本には観賞用として明治時代に導入されました。鳥によって種が運ばれ、各地で野生化しています。崖や路側帯などに自然に生え、時として鋭い棘で嫌がられています。

 実の先端には萼片と呼ばれるものが残り、タチバナに似ているだけでなく、小さな柿のようにも見えます(画像)。果実の中にはゴマのような種子が一粒入っています。