アメリカフウ(モミジバフウ、紅葉葉楓)の紅葉

 アメリカフウは北米原産で、日本には大正時代に渡来し、湾岸地域でも公園や街路に植えられています。秋には、トゲトゲした球形の果実をたくさんつけます(画像)。その果実はリースやクラフトの材料に利用され、葉はモミジの葉に似て、美しく紅葉します(画像)。モミジバフウという名前は、葉が掌状に5~7裂し、モミジに似た形をしていることに由来します。

 10~12月頃に赤褐色に熟す果実は蒴果がたくさん集まったもので、枝に垂れ下がって落葉後も長く残り、穴から翼の付いた小さな種子をばらまきます。