11月に入っても相変わらず元気なのがノアサガオで、日中も花が開いています。ノアサガオは熱帯から亜熱帯地域に自生するつる性の多年草で、沖縄では海岸付近に旺盛に繁茂しています。「オーシャン・ブルー」が有名ですが、ピンクや白花も流通しています。昨今の「緑のカーテン」ブームの中で、注目されている植物の一つで、窓や壁を覆って日ざしを遮り、柔らかな日陰をつくってくれます。
ノアサガオは一年草のアサガオと比べて格段に強健で、10数mもつるを伸ばします。開花期間は長く、霜が降りる11月まで咲き続け、10月上旬ごろに花数が最も多く、美しくなります。夕方まで咲き続けるので、豪華に見えます。繁殖力もきわめておう盛で、樹上まで広がっていきます。
