ススキの秋

 ススキ(芒、薄)はイネ科ススキ属の植物で、「尾花」とも呼ばれ、秋の七草の一つ。秋の月見には欠かせないものですが、さすがに11月ともなると、枯れススキが目立ち始めます。「ススキ」の「スス」は、葉が真っ直ぐに立つことを表わし、「キ」は芽が萌え出る意味の「萌(キ)」だと言われています。

 パンパスグラス(シロガネヨシ、最後の画像)は日本原産のススキとは違って、明治期に日本にやってきました。パンパスグラスの原産地は南アメリカの草原地域で、大平原を意味するパンパ(英語panpas)から命名されました。

 健康的なススキの画像を選んだつもりですが、パンパスグラスはそれらススキよりずっとおおらかで、健康的に見えます。