ハコベホオズキ(繁縷酸漿)の花

 夢の島公園に来たのは久し振りですが、まだオリパラの影響が残っています。公園のあちこちに小さな白い花をつけたハコベホオズキの群生が見られます。ハコベホオズキの学名はサルピクロア・オリガニフォリア(Salpichroa origanifolia)で、ナス科ハコベホオズキ属。南アメリカ原産の蔓性1年草。ホオズキの仲間で、「ハコベホオズキ」は葉の形がハコベに似ていることからきているようです。

 明治時代中期に東京の小石川植物園に導入され、今では関東地方以西の本州に帰化しています。春から秋にかけて、小さな白色の花を下向きに咲かせます。花冠は先端が5裂の釣り鐘形(画像)。画像は夢の島公園に群生しているハコベホオズキで、私が湾岸地域で見たのはこの公園だけです。