タケニグサの花

 タケニグサ(竹似草)はケシ科の多年草で、湾岸地域ではよく見られた植物である。伐採地や崩壊地の「先駆種」となり、都市の空地などにも見られる。そのため、埋め立てられ、空き地が多かった湾岸地域にも多かった。その名前の由来は、茎が中空で竹に似ているからとか、遠くから見ると竹に似ているからなどと言われている。

*植生が遷移する初期段階で登場する植物種が先駆種で、湾岸地域ではタケニグサと並んでイタドリもよく見られる。