シマトネリコの花

湾岸地域にはシマトネリコが多く、5月下旬~7月上旬に白い花を咲かせると、シマトネリコの数の多さに改めて気づかされます。枝先に小さな白い花を咲かせる姿は見事なのですが、花が終わった後の白色の翼(よく)を付けた種も木の上に長い間留まり、長い間花が咲き続けているように見えます。

 シマトネリコは雌雄異株。雄株も雌株も、34枚の花びらをもったモクセイ科独特の爽やかな甘い香りのする白い花が、枝先にたくさん集まって、房のように咲きます。