昨日に続き、今日も黄色の洪水である。それは満開のウンナンオウバイ。ウンナンオウバイの別名はオウバイモドキ(黄梅擬)で、モクセイ科ソケイ(ジャスミン)属の常緑低木。3月から4月頃に開花。つる性で、枝は枝垂(しだ)れる。花は鮮やかな黄色で、オウバイより大きい。画像は八重の花だが、一重のものもある。
原産地は中国南西部の雲南省、貴州省、四川省にあり、標高500~2600mの渓谷、森林などに自生している。美しい花を咲かせることから世界で広く栽培されている。名前に「梅」とつくが梅の仲間ではなく、ジャスミンの近縁種。白い花が咲くソケイはジャスミン。ジャスミンの仲間は特有の強い香りがあるが、ウンナンオウバイの花に香りはほとんどない。日本へは明治初期に渡来。