ウバメガシのドングリ

 ドングリ(団栗、無食子)は種子ではなく、堅い果実である(堅果)。広義にはブナ科の果実の俗称で、クリもドングリの仲間。ドングリの形状は様々だが、ブナ科の果実の共通の特徴として、先端はとがり、表面の皮は硬く、上部はすべすべして茶色である。

 画像はウバメガシ(姥目樫)のまだ青いドングリ。長さが2cmほどで、色は褐色になる。ウバメガシはブナ科コナラ属の常緑広葉樹で、備長炭の原料として利用される。高いものだと20m近くまで成長するが、通常は5〜6m程度の低木。

 日本に自生するドングリは22種あり、ウバメガシのドングリの殻斗はうろこ状である(http://www.enyatotto.com/donguri/acorn/acorn.htm)。

f:id:huukyou:20200927051902j:plain

f:id:huukyou:20200927051922j:plain

f:id:huukyou:20200927051942j:plain