人の好み:一重と八重

 既にヤマブキの一重と八重の花について述べました。私のような老人には八重より一重の方が花の本来の姿がわかるように思えるのですが、人の好みは様々で、正直なところ、それぞれの美しさは甲乙つけがたしというのが公平で、正しいのでしょう。

 ボケの花にも一重と八重があり、その違いがボケの愛好家の主要な関心事の一つだった筈です。画像は紅白のボケの一重と八重の例です。それぞれが主張する美しさは実に見事で、容易な比較など許してくれません。

 色や形を通じて四つの花を見比べ、自分の美の判断について直感的に知るのもいいのではないでしょうか。あなたはどのボケにどのように惹かれますか?