タイワンバイカカラマツ(台湾梅花唐松(落葉松))は文字どおり台湾原産ですが、バイカカラマツソウ属ではなくカラマツソウ属で、台湾原産でも、寒さに強く育てやすい多年草です。
八重咲のバイカカラマツは北米原産で、梅に似た花とカラマツソウに似た葉が特徴。様々な花色・花形が選抜や改良によって生まれています。画像は桃紫色の花弁を幾重にもボリューム良く重ねて咲かせる八重咲小輪のタイプです。
私が最初に見たのはタイワンバイカカラマツで、なかなかその名前がわかりませんでした。花が咲き出して、既に1か月以上たち、つい最近バイカカラマツが咲き、やっと二つを見比べることができるようになり、名前などが判明しました。バイカカラマツ(梅花唐松(落葉松))はキンポウゲ科バイカカラマツソウ属の宿根草です。その名前や姿から、日本の自生種と思ってしまいますが、北アメリカ東北部原産の山野草です。明るい樹林帯の林床に生え、カラマツソウの仲間に似た草姿を持っています。
*画像はタイワンバイカカラマツとバイカカラマツの桃花八重咲き
**次の分類は(私には)混乱しています。
カラマツソウ 落葉松(唐松)草キンポウゲ科カラマツソウ属
バイカカラマツ 梅花落葉松(唐松)キンポウゲ科バイカカラマツソウ属
タイワンバイカカラマツ 台湾梅花落葉松(唐松)キンポウゲ科カラマツソウ属