2024-04-15から1日間の記事一覧

マンテマの仲間たち

ナデシコ科のマンテマはヨーロッパ原産の一年草で、日本では江戸時代に観賞用に持ちこまれ、その後野生化し、本州中部以南で見られる外来種になっています。湾岸地域でも珍しくなく、その最大の特徴は毛が密生していることです(画像)。この毛は「腺毛」と…

セイヨウオダマキの八重の花

「セイヨウオダマキ」はキンポウゲ科オダマキ属のAquilegia vulgarisの和名で、既にその花について記しました。セイヨウオダマキは北ヨーロッパからシベリアに広く分布しています(画像)。セイヨウオダマキの花弁に見える部分は萼(がく)で、花弁は筒状の…

萌黄色のサクラの花

昨日は日曜日で、多くの人が最後の花見を楽しんでいた。何気なく桜の花を見比べていると、葉の色のような花をつける桜の木があるではないか。調べてみると、萌黄色(薄緑色)の花を咲かせるギョイコウ(御衣黄)という八重桜の品種。花びらが薄緑色をしてい…

ニゲラの花

ニゲラ(Nigella damascena)の和名は「クロタネソウ」。ニゲラはキンポウゲ科クロタネソウ属の一年草で、原産は地中海沿岸、西アジア。春から花を咲かせ、草丈は40cm~90cm程の細い茎が伸び、枝分かれして、その先に3cm~5cmの軽やかな花を一輪咲かせます。…