キャットミント、あるいはネペタの花

 つい見惚れてしまうネペタはシソ科のネペタ属(Nepeta)の植物。Nepeta の語源は古代の都市国家エトルリアの南部のNepeteという町の名前に由来し、英名は「キャットミント」。画像は2週間ほど前のもので、花はもうない。

 ネペタ属にはたくさんの種類があるが、広く普及しているのは「キャットミント」と呼ばれるネペタ・ファーセニー種。「キャットミント」は名前にミントとついているが、ハーブとしてではなく、観賞用に栽培されている。青紫色の小花が穂になって咲き、ラベンダーのような雰囲気がある。