地中海沿岸原産で、江戸時代に渡来したキンギョソウが1月なのに花をつけています。画像は半ば八重咲きのキンギョソウ(キンギョソウトゥイニー)で、エレガントな半八重の花型と優しい淡い花色が特徴的です。別名はスナップドラゴン。「ヒメキンギョソウ(姫金魚草)」の名を持つのが同じゴマノハグサ科ウンラン属のリナリアです。
キンギョソウは園芸的には一年草として扱われる多年草で、葉は長楕円状披針形で互生し、全縁です。花は上下に2唇弁をもち、金魚に似た形の花をつけるため、この名がつけられました。園芸的に改良され、多彩な花色の園芸品種が多数あります。