シマサルスベリの紅葉

 シマサルスベリは中国中部、台湾及び奄美諸島などの亜熱帯に分布するサルスベリの近縁種です。開花時期はサルスベリと同じく6~8月頃ですが、「百日も咲き続ける」とされるサルスベリより、花期は短く、花の色は白のみで、小枝と花序に毛があるのが特徴。サルスベリと比べると花が小さく、華やかさでは劣ります。

 シマサルスベリの樹皮はサルスベリよりも白く、大木になるほど幹がうねり、その美しさはサルスベリに勝ります。サルスベリは中国原産で、日本に渡来したのですが、シマサルスベリは九州や南西諸島に自生していました。

 それにしても、画像の紅葉は見事です。シマサルスベリの紅葉が青空の中で輝いています。