オオデマリは、その姿が紫陽花とそっくりで、白い花がてまりの様に丸く固まって咲く。大きさは直径10㎝程度。開花は紫陽花より早く、今年は既に開花している。名前の由来は、咲き始めの黄緑色から白色に変わっていき、雪の玉のように見えることから。秋には葉が紅葉して、赤い実も楽しめる。オオデマリは日本原産の樹木。
一方、コデマリの名前の由来は白い小さな花が固まって咲くことから。オオデマリと似ているところは、白い花が固まって咲いているところだけで、春のユキヤナギを拡大したものに近い。ユキヤナギのように、白い小さな花がいっぱい垂れ下がる様に咲く。コデマリはオオデマリではなく、ユキヤナギの仲間なのである。ユキヤナギもコデマリもバラ科のシモツケ属で、湾岸地域ではあちこちで見かける。画像はそれらしくなく、咲き過ぎのコデマリで、太ったボルゾイといったところか。そのコデマリも今が満開の木が多い。