モッコウバラの花の量産

 モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)は、中国原産の常緑性つるバラ。4月から5月にかけて、アーチやフェンスに這わせた大株のモッコウバラは、その花の数量に圧倒される。花色は八重咲きの黄色が主で、そのほかに黄色、白の一重咲きがある。他のバラのようなトゲがないことから扱いやすく、最近はアーチやフェンスに仕立てられて、公園などでよく見かける。

 ヒヨコの色のような、特徴ある黄色の花を咲かせるのが黄モッコウバラ。八重のヤマブキの花に似て、黄色の色が薄くなり、時々黄色が抜けた花を見つけることができる。日本では江戸時代から園芸的に栽培されていた。その花の量は圧倒的で、正に花盛りという風景を楽しむことができる。

f:id:huukyou:20210409054026j:plain

f:id:huukyou:20210409054049j:plain

f:id:huukyou:20210409054110j:plain

f:id:huukyou:20210409054136j:plain