キダチチョウセンアサガオの花

 キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)は、大きなラッパ状の花を「下向き」に咲かせるナス科キダチチョウセンアサガオ属の半耐寒性常緑低高木です。既に何回か紹介してきました。英語ではエンジェルス・トランペット・ツリー(Angel's trumpet tree)と呼ばれ、草のアサガオと違って木です。

 大きな筒状花がぶら下がるように咲いている様子は人目を引くに十分です。チョウセンアサガオ朝鮮朝顔)と呼ばれるアサガオがありますが、別属の花で、こちらの花は「上向き」です。どちらも全草有毒なので、十分な注意が必要です。

 開花の時期は6月~11月末頃までで、何度か咲き、花色も、ピンク、白、橙色と様々です(画像は黄色)。中南米、インド地方が原産で、3mを優に越える木もあり、下から見上げる私には下向きの花は理に適っているのです。