2月も半ばとなると、梅が咲き、春の気配が漂い出す。春の兆しを演出する雑草となれば、ホトケノザ、ヤハズエンドウ、そしてムラサキツメグサといった面々で、よく似た紫色の花をつけている。豊洲市場の周りは豊洲ぐるり公園として遊歩道が整備されているが、そこにはこれら春を告げる雑草が咲き出している。
クローバー、つまりはシロツメグサと並んで、それより花が一回り大きいのがムラサキツメグサで、赤ツメグサとも赤クローバーとも呼ばれる。ホトケノザやヤハズエンドウの群生は見事で、春先の雑草の代表である。
どれも紫色の花が特徴的で、春はその紫から始まる。