ローズマリー「ミスジェソップスアップライト」(Rosmarinus officinalis 'Miss Jessopp's Upright')
ローズマリーには沢山の種類があるが、何とも長い名前のこのローズマリーはイギリスで昔から栽培されている品種。細葉で清楚な姿で、スカイブルーの花を咲かせる(画像)。シソ科マンネンロウ属(ローズマリー属)に属する園芸品種の一つで、秋から春まで青紫色の花を咲かせる常緑低木だが、暖冬のせいか既に花盛りである。
今ではローズマリーはどこにもあるので珍しくないのだが、私の子供の頃はその存在さえ知らなかった。ローズマリーは地中海沿岸が原産で、常緑の低木。和名はマンネンロウ(迷迭香)。葉は香辛料、薬となり、花も食べることができる。古代ギリシャ時代から記憶や思い出の象徴とされ、学生がこの枝葉でつくった花冠をかぶって学んだという。