ハナズオウとモクレン

 ハナズオウ(花蘇芳)は中国原産で、春に葉が出る前に紅色から赤紫の花をつけます。遠目には紅梅のように見え、よく栽培されています。花には花柄がなく、枝から直接に花がついています。
 モクレン(木蓮、木蘭)も中国原産で、やはり葉が出る前に花をつけます。昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていましたが、これは花がランに似ているからで、今日では、ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになりました。ランとハスでは随分とイメージが違います。
 どちらの花も春の陽気の中で咲き出しました。

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