春のナミテントウ

 ナナホシテントウは背中の「7つの星」が特徴的ですが、ナミテントウは背中の模様の変化の大きさで有名です。ナミテントウナナホシテントウと体の大きさがそれ程変わらず、春先から一緒に見ることができます。

 硬い羽を持つことが特徴なのが甲虫目。その中に「テントウムシ科」があり、ナミテントウはこの科の代表的な種類です。ナミテントウの模様の変化は豊富で、100種類以上あると言われています。中でも有名なのが二紋型と紅型で、冬眠から覚めた二つの型のナミテントウが交尾しているのが画像です。

 周りでサクラが満開を迎え、その他の花も咲き出し、春を感じるようになりましたが、人間だけでなく、テントウムシも春を感じているに違いありません。

テントウムシたちがいるのはアキグミの木です。