2024-04-07から1日間の記事一覧

「念仏は無義である」(『歎異抄』第十条):休日の高校生へ

『歎異抄』の第十条は次の二つの文からなっています(カッコ内は訳文)。 念仏は無義をもって義とす。不可称・不可説・不可思議のゆえに、と仰せ候いき。 (念仏は一切の自力のはからいを離れている。それは、言うことも、説くことも、想像することもできな…

原種系のチューリップ:再訪

原種系のプラエスタンス(Tulipa praestans)はミニサイズのチューリップです(最初の二枚の画像)。既に「チューリップらしからぬ原種系チューリップ」としてクルシアナ(Tulipa clusiana)を挙げました。クルシアナはイランからパキスタンに分布し、その愛…

アキグミの花

グミ科グミ属のアキグミ(秋茱萸)は根粒菌によって空中窒素を固定することができるため、荒地でも育ちます。そのためか、湾岸地域の造成地などに植栽され、今でもあちこちでよく見ることができます。 アキグミの若い葉は表面に銀色の鱗状毛が密にあり、次第…

春のナミテントウ

ナナホシテントウは背中の「7つの星」が特徴的ですが、ナミテントウは背中の模様の変化の大きさで有名です。ナミテントウはナナホシテントウと体の大きさがそれ程変わらず、春先から一緒に見ることができます。 硬い羽を持つことが特徴なのが甲虫目。その中…