昨日記したヒルガオと同じように、10月中旬を過ぎてもノアサガオ(野朝顔)が元気に花をつけています。ノアサガオは南アメリカ原産のヒルガオ科の帰化植物で、生態系被害防止外来種リストの重点対策外来種に指定されています。茎は10mを越え、葉も巨大で、長さ、幅とも15cmのほぼ円形または3裂し、電柱や樹々を覆い尽くすように繁茂します。クズやアレチウリの伸び方に匹敵します。花は直径10cmほどで、開花時は青紫色、午後から夕方にかけて次第に淡紫紅色に変化します。花期は6月から12月。
「野朝顔」とは何とも味気ない名前だと思われるのですが、一方で「野菊」も「野薔薇」も多くの人は味のある名前だと思っています。どうして「野朝顔」が味気ないのかよくわかりません。確かに「ノチューリップ」は変です。