マルバアサガオ

 アサガオヒルガオ科の植物で、奈良時代に中国から種子を薬とするために持ち込まれ、その後、園芸植物として親しまれてきた。同じヒルガオ科の仲間には ヒルガオやヨルガオ(通称はユウガオ)、さつまいもなどがある。アサガオは曲者で、奥が深いが、その一つがマルバアサガオ
 マルバアサガオは日本種のアサガオより花持ちが良く、真夏でも10時位まで咲いている。秋になると夕方近くまで咲いていることもあり、実際画像は10時過ぎのもの。マルバアサガオの中には秋に咲くだけでなく、年に何度も咲く多花性のものもある。
 マルバアサガオは熱帯アメリカ原産の西洋アサガオで、日本には観賞用として江戸時代に渡来。画像のミルキーウェイ(天の川)は色鮮やかな白地に青紫から赤紫の花をつける。変化朝顔の一種でもあるので、時間の経過とともに色の変化も楽しめる花。早朝の開き始めは青紫色をしていて、次第に赤紫色へと移り変わる。花径はやや小ぶりで、5~8cm位である。

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