ハルジオンの花

 ハルジオンの花が道端や空き地などに咲き始めた。ハルジオンは高さが30~100cmになる一年草または越年草で、茎は直立し、中空で、やわらかい毛が密にはえている。ハルジオンは大正時代に渡来し、日本各地に帰化している。ハルジオンによく似た花をつけるのがヒメジョオン。二つの見分け方として一番有名なのが、茎の中身が空洞か、中身が詰まっているかで、空洞の方がハルジオン。

 花の時期が早いのがハルジオンで、まだ咲いていないのがヒメジョオン。ハルジオンは春に咲く「紫苑」として、4月前後に咲き始める。およそ1か月後にヒメジョオンが花をつける。兎に角、これから暫くはハルジオンの天下で、白、そして薄いピンク色のハルジオンの花が咲き誇る。