ペチュニアの花

 ペチュニア(Petunia)は南米原産のナス科ペチュニア属の総称。また、ペチュニア属の種の一つがツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)と呼ばれ、園芸植物として親しまれてきました。

 南アメリカペチュニア・アキシラリス、ペチュニア・インテグリフォリアをもとに、ヨーロッパやアメリカで品種改良が進み、多様な品種がつくり出されました。太平洋戦争前には世界に先駆けて日本の種苗会社が八重咲き品種を作出し、注目を集めました。

 ペチュニアは初夏から秋の花としてポピュラーになり、湾岸地域でもよく見ます。その種類も実に豊富で、花色や花つきだけでなく、雨や暑さに強い品種に人気があります。一重の花の形はアサガオによく似ています(画像)が、フリルのついたものや八重咲き、絞り咲きなどもあります。