黄色の夏景色

 メランポディウムはメキシコ~中央アメリカ原産で、キク科メランポジウム属の一年草。春~秋にかけて花茎頂上から黄色い頭状花冠を咲かせる。草丈が低いのでグランドカバーや寄せ植えなどに使われる。だから、目立たない筈なのだが、夏の暑い日中に元気に咲いていると、妙に元気が出てくる。

 日本の高温多湿の環境にも強く、7月〜11月まで、明るい黄色の小花を休むことなく咲かせる。夏となれば、黄色の花のヒマワリだが、ヒマワリの足元でメランポディウムが咲く光景は私の夏景色の原点そのもの。

われ蜂となり向日葵の中にゐる 野見山朱鳥

灼熱の暑さを語る黄色花