オオセンナリ

 オオセンナリ(大千成)は、ナス科オオセンナリ属の1年草。南アメリカのチリやペルーが原産で、江戸時代末期,嘉永から安政の頃に園芸用で渡来した。牛の飼料として輸入された干草に混じって野草化し、帰化している。1964年に福岡県北九州市で野生化が確認された。ホオズキ属のセンナリホオズキと比べて大型なため、オオセンナリと命名された。千成りとは、たくさん群がって実がつくことである。英名はApple of Peru(ペルーの林檎)だが、果実は有毒で食べられない。

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