サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ)

 子供の頃、近くの寺に見事なサルスベリの木があった。残念ながら、何色の花だったか記憶ははっきりしない。サルスベリの花は紅の濃淡色または白色なのである。色を忘れただけでなく、いつ咲くかもすっかり忘れていた。サルスベリは「猿滑」とも書くが、幹が猿も登れないほどスベスベだということだけ憶えている。
 花は8月頃咲くのだが、今年は既にあちこちで咲き誇っている。豊洲近辺は圧倒的に白色の花である。中国原産で、「約100日間、淡い紅色の花を咲かせる」のがサルスベリの名前の由来。約3ヶ月間、夏から秋まで咲き続ける。実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけるため、咲き続けているように見える。

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