テッポウユリ(鉄砲百合)は細長いラッパ型のユリで、純白の清楚な花が特徴です。日本では九州~沖縄にかけて分布しています。テッポウユリは日本固有のユリで、切り花用として出回っているのは「ひのもと」という品種。テッポウユリの花は白色で、花筒が長く、花被片の先端が反り返る花を咲かせる。
画像はテッポウユリ系とオリエンタル系の交配種のミツヨ(ピンクパンサー)。シンテッポウユリはタカサゴユリとテッポウユリの交配種。自然交雑を繰り返し、花被片は純白色のものが多く、今ではテッポウユリと見分けがつかなく、ユリの血統は謎だらけ。