黄色の花のセイヨウエビラハギとシロバナシナガワハギ

 マメ科のセイヨウエビラハギ(Melilotus officinalis)の英語名はYellow sweetclover。別名はエビラハギ(箙萩)。セイヨウエビラハギはシナガワハギと同種とする説も、シナガワハギをその亜種とする説もある。シロバナシナガワハギ( Melilotus albus) は花が白色。

 湾岸地域では今ヤマハギの紫色の花が咲き出している。ヤマハギやセンダイハギなど、ハギの仲間は実に多いが、その一つが路傍の雑草シロバナシナガワハギ(白花の品川萩)。シロバナシナガワハギもハギの一種で、総状花序に白い蝶形の小花がたくさん咲く(画像)。シロバナシナガワハギはヨーロッパからアジアが原産で、マメ科シナガワハギ属の帰化植物

*エビラハギ、シナガワハギに「セイヨウ」や「シロバナ」がつき、名前の整理が必要