カタバミはイモカタバミ、フヨウカタバミなど多種多様です。カタバミの地方名だけでも「かがみぐさ」、「すいば」、「しょっぱぐさ」、「すずめぐさ」など、200近くになります。フヨウカタバミの学名はOxalis purpurea、別名は「アオイカタバミ」です。南アフリカ原産の多年草で、明治時代に入ったものが帰化し、本州・四国・九州の道端や荒地等に自生し、冬から春にかけて、直径3センチほどの花を咲かせます(画像)。湾岸地域でもあちこちで見ることができます。
フヨウカタバミは葉柄が最大5cmと非常に短く、地下には根茎と球根があり、個々の株はロゼット状になります。葉色も多様で、カラーリーフとしても楽しめます。