オキザリストリアングラリスの花(と葉)

 オキザリスはブラジル原産、カタバミ属の栽培種です。その分布域はブラジル南部を中心に、ボリビアパラグアイ、アルゼンチンなどにあり、河川沿いの岩場、森林の開けた場所などに自生しています。葉は全て根生し、濃い紫色のシックな葉色の三枚の小葉はトリアングラリスの名の通り直線的な三角形をしています(画像、花の後ろの葉に注目)。そのため、それが学名(Oxalis triangularis)に使われています。

 オキザリスの花は薄いピンク色、あるいは白色で、春から秋まで長い間咲きます。ムラサキカタバミの花(最後の画像)によく似ています。