ネリネはヒガンバナによく似た、秋咲きの球根植物です。花びらに光沢があり、キラキラと光るので、英語名のダイヤモンドリリーという名前でも親しまれています。開花期間も長く、冬の花が少ない時期に庭に彩りを与えてくれます。
ネリネの花は、小さなユリの花の集合体というような形状をしています。花びらが反り返ったように開き、雄しべと雌しべが花芯から外に飛び出すように咲きます。その咲き方はヒガンバナに似ています。
花の後で、葉が伸びてきます。この葉は光合成を行い、翌年の為に球根を太らせます。10月～12月の寒い時期に開花しますが、冬が苦手な植物です。ネリネは、夏の加湿と冬の霜に気をつければ、数年植えたままで花を咲かせます。分球でも増えていくので、長く楽しめる植物です。
＊最後の画像の昆虫はルリチョウレンジ
